計算方法と根拠
客単価の求め方
J-Net21 の販売計画の解説では、客単価は「一人のお客さんが一度の利用で購入してくれる金額」で、売上は「1日あたりの客数×客単価×年間営業日数」で見積もります。この関係から、客単価は「売上÷客数」で求められます。セール前とセール後でそれぞれ計算し、差(増減額)と割合(増減率)を出します。
客数の増減もあわせて見る
売上は客数と客単価の積なので、セールで売上が増えても、客数が増えただけで客単価は下がっていることがあります。客数の増減率を並べて表示するのは、そのような見え方の違いを確かめるためです。
期間の長さが違うとき
客単価は 1 人あたりの金額なので、前後の期間の長さが違っても比べられます。ただし、売上と客数は同じ期間の数字を入れてください。客数の数え方(来店者数か購入者数か)が前後で違うと、客単価の比較は意味を持ちません。
使っている式
| 名前 | やっていること | 式 |
|---|---|---|
| セール前の客単価 | セール前の売上を客数で割った、お客さん 1 人あたりの購入金額です。 | before = salesBefore / custBefore |
| セール後の客単価 | セール後の売上を客数で割った、お客さん 1 人あたりの購入金額です。 | after = salesAfter / custAfter |
| 客単価の増減額 | セール後の客単価からセール前の客単価を引いた額です。マイナスなら下がったことを表します。 | diff = after - before |
| セール前の客単価(結果) | セール前の売上÷客数です。 | before |
| セール後の客単価(結果) | セール後の売上÷客数です。 | after |
| 客単価の増減額(結果) | セール後の客単価−セール前の客単価です。 | diff |
| 客単価の増減率(結果) | 増減額をセール前の客単価で割った割合です。セール前の客単価が 0 円のときは割れないため 0 を表示します。 | if(before == 0, 0, diff / before * 100) |
| 客数の増減率(結果) | セール後の客数がセール前に比べて何%増減したかです。客単価と合わせて、売上の変化が人数によるのか 1 人あたりの金額によるのかを見分ける材料になります。 | (custAfter - custBefore) / custBefore * 100 |
式の記法: + - * / ^(べき乗)、かっこ、min / max / round / ceil / floor / pow / abs / sqrt、if(条件, 真のとき, 偽のとき)。round(x, 桁) は四捨五入、ceil は切り上げ、floor は切り捨てです。
設定値(定数)と出典
この計算では、税率や料金表などの外部の設定値は使っていません。数学的な定義の式だけで計算しています。
入力できる範囲
| 項目 | 範囲 | 初期値 |
|---|---|---|
| セール前の売上 | 0〜100,000,000,000円 | 500,000円 |
| セール前の客数 | 1〜100,000,000人 | 250人 |
| セール後の売上 | 0〜100,000,000,000円 | 720,000円 |
| セール後の客数 | 1〜100,000,000人 | 300人 |
結果は、同じ条件なら本サイトのどのページでも同じ数字になります(ページの数字も、計算ツールも同じ計算の仕組みで出しています)。
ご利用にあたって
- 入力した売上と客数だけから計算した結果です。セールの効果や因果関係(値引きの影響、天候、曜日、他の販促など)は判定しません。
- 客数の定義(購入した人数か来店者数か)は店舗ごとに異なります。セール前後で同じ方法で数えた数字を入れてください。